沖縄県名護市の桜野特別支援学校を卒業し、この春、名桜大学国際学部国際文化学科に進学した本部町出身の仲村一吹さんの物語です。一吹さんは国の難病に指定されている「ムコ多糖症」と診断されており、小学校入学前の健診で発覚しました。
中学時代に骨髄移植手術を受けましたが、筋力や体力の低下により不登校になりました。しかし、特別支援学校への進学で学校生活を楽しむようになり、大学進学を目指して努力。卒業式では代表として答辞を読み、新しい大学生活をスタートさせました。一吹さんは「本部町を活気づけたい」と将来の夢を語っており、趣味の旅行のために英語も勉強したいと意欲を見せています。