難病について早期の正しい診断、適切な疾病管理のための治療継続及び良質な療養生活の確保を図るため、「東京都難病診療連携拠点病院」及び「東京都難病医療協力病院」として指定があります。

東京都難病診療連携拠点病院のその一つである日本大学医学部附属板橋病院についてまとめました。

病院詳細

https://www.itabashi.med.nihon-u.ac.jp/

日本大学医学部附属板橋病院は、東京都板橋区に位置する、多様な医療サービスを提供する総合病院です。この病院は、38の専門診療科と診療センターを有し、安心・安全・良質で高度な医療の実践に努めています​​。診療科には内科系(例:呼吸器内科、血液・腫瘍内科など)、外科系(例:心臓血管外科、消化器外科など)、その他(例:救命救急センター、放射線診断科など)が含まれます​​​​。

外来診療の受付時間は月曜日から金曜日まで、紹介状がある場合は午前8:30から、無い場合や再診の方は午前8:30から11:00までです。土曜日は紹介状がある場合のみ、午前8:30から11:00まで受け付けており、日曜日と祝日は休診です。また、10月7日、9月30日、年末年始(12月30日~1月4日)も休診となります​​。

この病院は、特定機能病院としても認定されており、東京都指定二次救急医療機関やがん診療連携拠点病院など、多くの指定を受けています。交通アクセスとしては、鉄道やバスを利用して容易に到達することが可能です。具体的には、池袋駅から国際興業バスを利用するなど、いくつかの方法があります​​。

詳細情報や最新のお知らせについては、病院の公式ウェブサイトを参照してください

名称日本大学医学部附属板橋病院
所在地東京都板橋区大谷口上町30番1号
電話番号03-3972-8111(代表)

診断・治療可能な主な疾病名

神経・筋疾患球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、重症筋無力症、多発性硬化症/視神経脊髄炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症(多系統萎縮症を除く。)
代謝疾患副腎白質ジストロフィー、ミトコンドリア病
皮膚・結合組織疾患神経線維腫症、天疱瘡、膿疱性乾癬(汎発型)、スティーヴンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む。)
免疫疾患高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、クリオピリン関連周期熱症候群、TNF受容体関連周期性症候群、家族性地中海熱、IgG4関連疾患
循環器疾患バージャー病、特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、ウィリアムズ症候群
血液疾患再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病
腎・泌尿器疾患IgA腎症、多発性嚢胞腎、急速進行性糸球体腎炎、一次性ネフローゼ症候群
骨・関節疾患黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、特発性大腿骨頭壊死症
内分泌疾患クッシング病、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症
呼吸器疾患サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
視覚疾患なし(注釈1)
聴覚・平衡機能疾患鰓耳腎症候群、若年発症型両側性感音難聴、遅発性内リンパ水腫、好酸球性副鼻腔炎
消化器疾患バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、好酸球性消化管疾患
染色体・遺伝子異常チャージ症候群、VATER症候群
専門外来<アレルギーセンター>リウマチ・膠原病関連
<臨床検査医学科>遺伝学的検査(遺伝子診断)が可能な疾患として脊髄小脳変性症、副腎白質ジストロフィーなど大部分の疾患を含み、あらゆる遺伝性疾患に対する遺伝カウンセリングを行っている。
引用:東京都保健医療局

備考1:診断・治療可能な疾病名は代表的なものを挙げているため、記載されていない疾病でも診断・治療が可能な場合がありますので、医療機関へお問い合わせください。
備考2:この表に記載する疾患の分類と医療機関の診療科名が異なる場合があります。また、様々な症状のある疾病は複数の診療科で診療を行っていますので、診療科につきましては医療機関へお問い合わせください。
注釈1:診断は可能な疾病がある場合がありますので、医療機関へお問い合わせください。

スポンサーリンク
おすすめの記事