難病について早期の正しい診断、適切な疾病管理のための治療継続及び良質な療養生活の確保を図るため、「東京都難病診療連携拠点病院」及び「東京都難病医療協力病院」として指定があります。

東京都難病診療連携拠点病院のその一つである日本医科大学付属病院についてまとめました。

病院詳細

https://www.nms.ac.jp/hosp.html

日本医科大学付属病院は、東京都文京区千駄木に位置し、広範囲な医療サービスを提供する病院です。診療受付時間は平日が午前8時から午前11時、および午前11時30分から午後3時まで、土曜日は午前8時から午前11時、および午前11時30分から午後2時までとなっており、休診日は日曜・祝祭日、年末年始(12月30日〜1月4日)、創立記念日です​​。

病院内には、内科系から外科系、さらに救急・総合診療センターまで多岐にわたる診療科が設置されており、循環器内科、老年内科、脳神経内科、腎臓内科、リウマチ・膠原病内科、血液内科、糖尿病内分泌代謝内科、消化器・肝臓内科、呼吸器内科などの内科系、また消化器外科、乳腺科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科・リウマチ外科などの外科系の診療科を含む、幅広い医療サービスを提供しています​​。

日本医科大学付属病院は、保険医療機関や救急告示医療機関、労災保険指定医療機関、特定機能病院、災害拠点病院、がん診療連携拠点病院など、多くの医療機関の指定を受けており、先進医療にも力を入れています。例えば、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術や、腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術などの治療を提供しています​​。

このように日本医科大学付属病院は、幅広い診療科目を有し、高度な医療技術と多様な医療サービスを提供している病院です。

名称日本医科大学付属病院
所在地東京都文京区千駄木一丁目1番5号
電話番号03-3822-2131(代表)

診断・治療可能な主な疾病名

神経・筋疾患球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、パーキンソン病、重症筋無力症、多発性硬化症/視神経脊髄炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー、封入体筋炎、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症(多系統萎縮症を除く。)、もやもや病、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー、ドラベ症候群、海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん、ミオクロニー欠神てんかん、ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、レノックス・ガストー症候群、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん、片側痙攣・片麻痺・てんかん症候群、環状20番染色体症候群、ラスムッセン脳炎、PCDH19関連症候群、難治頻回部分発作重積型急性脳炎、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症、ランドウ・クレフナー症候群、レット症候群、スタージ・ウェーバー症候群、結節性硬化症、アンジェルマン症候群
代謝疾患ライソゾーム病、副腎白質ジストロフィー、ミトコンドリア 病、全身性アミロイドーシス、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、ウィルソン病、フェニルケトン尿症、高チロシン血症1型、高チロシン血症2型、高チロシン血症3型、メープルシロップ尿症、プロピオン酸血症、メチルマロン酸血症、イソ吉草酸血症、グルコーストランスポーター1欠損症、尿素サイクル異常症、筋型糖原病、肝型糖原病、原発性高カイロミクロン血症
皮膚・結合組織疾患神経線維腫症、 膿疱性乾癬(汎発型)
免疫疾患高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、クリオピリン関連周期熱症候群、若年性特発性関節炎、TNF受容体関連周期性症候群、ブラウ症候群、家族性地中海熱、高IgD症候群、中條・西村症候群、化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群、IgG4関連疾患
循環器疾患バージャー病、特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、マルファン症候群、総動脈幹遺残症、修正大血管転位症、完全大血管転位症、単心室症、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖症、心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症、心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症、ファロー四徴症、両大血管右室起始症、エプスタイン病、先天性三尖弁狭窄症、先天性僧帽弁狭窄症、先天性肺静脈狭窄症
血液疾患再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、原発性免疫不全症候群、先天性赤血球形成異常性貧血、後天性赤芽球癆、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ファンコニ貧血、 自己免疫性後天性凝固因子欠乏症、特発性多中心性キャッスルマン病
腎・泌尿器疾患IgA腎症、多発性嚢胞腎、アルポート症候群、急速進行性糸球体腎炎、抗糸球体基底膜腎炎、一次性ネフローゼ症候群、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎
骨・関節疾患黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、広範脊柱管狭窄症、慢性再発性多発性骨髄炎、強直性脊椎炎
内分泌疾患下垂体性ADH分泌異常症、下垂体性TSH分泌亢進症、下垂体性PRL分泌亢進症、クッシング病、下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症、甲状腺ホルモン不応症、先天性副腎皮質酵素欠損症、先天性副腎低形成症、アジソン病、ウェルナー症候群、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症、ビタミンD依存性くる病/骨軟化症
呼吸器疾患サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
視覚疾患なし(注釈1)
聴覚・平衡機能疾患なし(注釈1)
消化器系疾患バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、好酸球性消化管疾患、ヒルシュスプルング病(全結腸型又は小腸型)、胆道閉鎖症
染色体・遺伝子異常エーラス・ダンロス症候群(※血管型のみ)、VATER症候群、ソトス症候群、ヌーナン症候群、脆弱X症候群関連疾患、脆弱X症候群、エプスタイン病
専門外来<小児科>免疫・膠原病外来、アレルギー外来、循環器外来、血液・腫瘍外来、内分泌外来、神経外来、腎臓外来
<脳神経外科>下垂体外来、脳動脈瘤/もやもや病/髄膜腫外来、脊椎脊髄外来
<脳神経内科>パーキンソン外来(進行性核上性麻痺、パーキンソン病、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症、特発性基底核石灰化症)
<皮膚科>アトピー・乾癬外来
<遺伝診療科>
引用:東京都保健医療局

備考1:診断・治療可能な疾病名は代表的なものを挙げているため、記載されていない疾病でも診断・治療が可能な場合がありますので、医療機関へお問い合わせください。
備考2:この表に記載する疾患の分類と医療機関の診療科名が異なる場合があります。また、様々な症状のある疾病は複数の診療科で診療を行っていますので、診療科につきましては医療機関へお問い合わせください。
注釈1:診断は可能な疾病がある場合がありますので、医療機関へお問い合わせください。

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