難病について早期の正しい診断、適切な疾病管理のための治療継続及び良質な療養生活の確保を図るため、「東京都難病診療連携拠点病院」及び「東京都難病医療協力病院」として指定があります。

東京都難病診療連携拠点病院のその一つである帝京大学医学部附属病院についてまとめました。

病院詳細

https://www.teikyo-hospital.jp/

帝京大学医学部附属病院は、東京都板橋区加賀に位置し、特定機能病院として高度な医療サービスを提供しています。病院は「患者そして家族と共にあゆむ医療」の理念の下、安心安全な医療の提供、患者中心の医療、地域貢献、医療人の育成、医学研究の推進に努めています​​。

病院は多様な診療科を持ち、内科系、外科系、緩和ケア内科、腫瘍内科など幅広い医療サービスを提供しています。救急・急性期医療、がん治療、高度の専門治療など、地域の基幹病院として機能しており、高度救命救急センター、ERセンター、外傷センターなどを充実させています​​。

また、病院は多数の法的指定を受けており、保険医療機関、労災保険指定医療機関、精神保健指定医療機関など、広範な医療サービスを法的枠組み内で提供しています​​。

院内には患者と訪問者の利便性を考慮した施設があり、ローソン、ドトールコーヒー、カフェテリア、三菱UFJ銀行などの店舗が配置されています。これにより、医療サービスだけでなく、来院者の快適さにも配慮しています​​。

交通アクセスに関しては、JR埼京線「十条駅」から徒歩10分、都営地下鉄三田線「板橋本町駅」から徒歩13分など、複数の交通手段でアクセスが可能です​​。

詳細情報や最新のお知らせは、帝京大学医学部附属病院の公式ウェブサイトで確認することができます​​。

名称帝京大学医学部附属病院
所在地東京都板橋区加賀二丁目11番1号
電話番号03-3964-1211(代表)

診断・治療可能な主な疾病名

神経・筋疾患球脊髄性筋萎縮症、脊髄性筋萎縮症、パーキンソン病、重症筋無力症、先天性筋無力症候群、多発性硬化症/視神経脊髄炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー、封入体筋炎、もやもや病、ビッカースタッフ脳幹脳炎、ドラベ症候群、海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん、ウェスト症候群、結節性硬化症
代謝疾患ミトコンドリア病、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、グルコーストランスポーター1欠損症、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症、シトステロール血症、タンジール病、原発性高カイロミクロン血症、無βリポタンパク血症
皮膚・結合組織疾患神経線維腫症、 天疱瘡、膿疱性乾癬(汎発型)、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡(後天性表皮水疱症含む)
免疫疾患高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、若年性特発性関節炎、IgG4関連疾患、遺伝性自己炎症疾患
循環器疾患特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、マルファン症候群、修正大血管転位症、ファロー四徴症、エプスタイン病
血液疾患再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、自己免疫性後天性凝固因子欠乏症
腎・泌尿器疾患IgA腎症、多発性嚢胞腎、アルポート症候群、急速進行性糸球体腎炎、抗糸球体基底膜腎炎、一次性ネフローゼ症候群、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎、間質性膀胱炎(ハンナ型)
骨・関節疾患黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、広範脊柱管狭窄症、特発性大腿骨頭壊死症、強直性脊椎炎
内分泌疾患下垂体性ADH分泌異常症、下垂体性TSH分泌亢進症、下垂体性PRL分泌亢進症、クッシング病、下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症、アジソン病、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症
呼吸器疾患サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
視覚疾患網膜色素変性症、レーベル遺伝性視神経症
聴覚・平衡機能疾患クルーゾン症候群、アペール症候群、ファイファー症候群、アントレー・ビクスラー症候群、鰓耳腎症候群、好酸球性副鼻腔炎
消化器疾患バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎
染色体・遺伝子異常エーラス・ダンロス症候群、歌舞伎症候群
専門外来神経筋電気診断センター、下垂体・内視鏡手術センター、IBD(炎症性腸疾患)センター、脊椎診外来、股関節診外来、乾癬外来
引用:東京都保健医療局

備考1:診断・治療可能な疾病名は代表的なものを挙げているため、記載されていない疾病でも診断・治療が可能な場合がありますので、医療機関へお問い合わせください。
備考2:この表に記載する疾患の分類と医療機関の診療科名が異なる場合があります。また、様々な症状のある疾病は複数の診療科で診療を行っていますので、診療科につきましては医療機関へお問い合わせください。

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